太りにくい食事(炭水化物編)
世間では"糖質制限ダイエット"等のようなものが流行っていますが、それはお勧めしません。炭水化物はしっかりと食べたほうがいいです。
何故なら、炭水化物を食べた=太るではないからです
深堀してお話しすると、太りやすい炭水化物と太りにくい炭水化物があり,
それを理解したうえで上手く付き合っていけば、太ることは少ないです。
『炭水化物は太るから食べたくない!!』と思われがちですが、注意するのはそこではありません。
実は、たんぱく質と炭水化物のカロリーは1gあたり4キロカロリーなに対して、脂質は1gあたり9キロカロリーと倍以上のカロリーを含んでいるので、食べ過ぎて太ることが気になるのであれば、脂質の摂取量を考えた方がいいです。
じゃあ太りやすい炭水化物と太りにくい炭水化物の違いってなに?
それはGI値(ジーアイち)が高いか、低いかの違いです。
GI値というのは、グリスミックインデックス値 の 略語で食後の血糖値の上昇を示す指数のことです。
このGI値が高ければ高いほど、食後の糖質の吸収が早くなり血糖値が高くなって、太りやすくなります。
GI値の一覧はこちらhttp://www.timesoft.jp/mini/2002/04-06/0607.html
この高GI値食品を食べると太りやすくなるだけでなく、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、癌、うつ病、アルツハイマーになりやすくなり、健康被害はかなりのものにます。
じゃあ、低GI値食品を食べると身体にはどんな影響があるの?
低GI食品は、食物繊維や脂質や蛋白質など多くの成分を含んでいるので消化に時間がかかる為、血糖値が緩やかに上がり、満腹感も持続して食欲が抑えられます。
それによって、食後の眠気、イライラが抑えられて生活習慣病の予防やダイエット効果まで期待出来ます!
それでは、身体に良いとされる低GIはどこからなのかについてですが、GI値55以下から低GIと思ってもらえれば大丈夫ですよ。
だからといって全てを低GI食品に変えるのは、なかなか難しいですよね。
そういう方は、食べ合わせを気にするだけでも十分効果はあるので、食事の中の1品だけ低GIを入れてみるか、朝食か昼食のどちらか1食を低GIに切り替えみても効果は期待出来ますよ。